有名じゃない保険って本当に危ないの?

結論から言えば、「有名じゃない=危険」ではありません。
知名度が低いからといって、財務的に危ないとは限らないのです。
ただし、「ちゃんと支払える会社か?」を見極める指標が必要です。
その一つが、ソルベンシー・マージン比率です。
ソルベンシー・マージン比率とは?

予想外のリスクが発生したときに、保険会社がきちんと支払いに対応できるかを示す指標です。
例えば地震・大災害・医療費の集中支払いなど、「通常の範囲外」の事態に対しての“体力”を数値化したものです。
どのくらいの数値が安心?

金融庁が示す目安は200%以上。それ以下だと注意が必要です。
比率 | 評価 |
---|---|
800%以上 | 非常に健全 |
200〜799% | 健全とされる範囲 |
200%未満 | 注意が必要 |
調べ方は簡単!

気になる保険会社があれば、
「◯◯保険 ソルベンシーマージン比率」でGoogle検索してみましょう。
または、金融庁の保険会社一覧ページでも毎年公表されています。
共済やネット保険の場合は?
共済(県民共済・生協など)は非営利のため、ソルベンシー・マージン比率の公表義務はありません。
ただし「支払余力」「剰余金」「財務状況」などで代替的に判断できます。
ネット保険(ライフネット、楽天生命など)は通常の保険会社と同じく比率を開示しています。
40代女性におすすめしたい保険の見方

- CMの印象より財務の健全性
- ソルベンシー・マージン比率は200%以上が目安
- 無名でも「しっかりした中身」を持つ保険会社も多数
「ブランド」で選ぶ時代から、「中身」と「数字」で選ぶ時代へ。
あなたの未来を守るパートナーは、名前じゃなく中身で選びませんか?
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