私が「保険」に詳しくなった理由 〜お金と安心の狭間で見つけた“本当の選択肢”〜

学び

30代半ばを過ぎた頃から、ふと「お金のこと、ちゃんと知らないな」と思うようになった。
きっかけは、職場の同僚が入院したときのことだった。

その人は私より少し年上の女性。明るくて頼りがいがあって、まさに“職場のお姉さん”という感じだった。ある日、体調不良で休んでいると聞いた。最初は風邪かなと思っていたけれど、後から「婦人科系の病気でしばらく入院するらしい」と知って驚いた。

そのとき、彼女がぽろっと言った言葉を今でも覚えている。
「入院費もだけど、収入が止まるのが一番キツいね」

彼女はきちんと健康保険に入っていたし、共済にも入っていたという。でも、いざというとき、想像以上に“保障されない部分”が多いことを知ったのだそうだ。

その言葉が私の心に刺さった。

■「なんとなく」入っていた保険。同僚の入院をきっかけに保険を見直したOLが語る、共済と保険の本当の違い。なぜ共済は安いのか?認可の仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説。40代女性が今こそ知りたい“安心の選び方”。

私も当時はいくつかの保険に入っていました。社会人になってすぐ、職場に来ていた保険レディに勧められて入ったもの、親が「とりあえず安心だから」と言ってくれたもの、どれも“なんとなく”だった。

契約内容なんて正直覚えていなかった。
「生命保険?医療保険?がん保険?えっと…全部入ってる気がするけど…」というレベル。

でも、同僚の出来事をきっかけに、私は自分の保険証券を引っ張り出してみた。
開いてみて驚いた。
「これ、月1万円以上払ってるのに、実際に入院してもそんなに出ないんだ…?」

しかも、よく見ると“特約”がいくつもついていて、どれが何に対応しているのか分からない。

その瞬間、強烈に「損してるかも」という感覚が走った。

■「共済って、なんで安いの?」から始まった沼

それから私は、ありとあらゆる保険の情報を調べ始めた。
FPの本を読んだり、YouTubeで専門家の解説を聞いたり、SNSで実際に保険を見直した人の体験談を読み漁った。

そんな中で出会ったのが「共済」。

どのサイトを見ても「掛け金が安い」「シンプルで分かりやすい」と書かれていた。
でも、私は逆にそこに引っかかった。

「なんで安いの?なにか裏があるんじゃ…?」

そこから調べれば調べるほど、保険と共済の違いが見えてきた。

  • 保険会社は「株式会社」だから、利益を出して株主に還元する必要がある。
  • 共済は「組合」や「協同組織」が運営していて、利益を目的にしていない。

そのため、掛け金が安くなる。

一方で、共済には「国の認可を受けていない」ものもある。
これがまた複雑だった。

認可を受けていない=怪しい、ではない。万が一の時にどこまで保障されるかは、運営母体の健全性に左右される。詳しくはこちらの記事で。(別記事リンク貼る)

つまり、「安いのには理由がある」。「認可が必要ではないのも理由がある」

私はこの仕組みを知って、ようやく納得した。
そして、なんでも“安ければいい”わけじゃないことも痛感した。

■「守ってくれるもの」は、自分で選ぶしかない

調べるほど、保険の世界は深かった。
「終身」「定期」「貯蓄型」「掛け捨て型」「第三分野」…。
最初は意味が分からなくて頭が痛くなったけれど、理解していくうちに面白くなってきた。

自分のライフスタイルや価値観によって“必要な保障”は違う。
家族がいる人、独身の人、子どもがいる人、持ち家か賃貸か――。

たとえば私のように一人暮らしで、子どももいない場合。
「死亡保障」よりも「働けなくなった時の所得補償」や「医療費の自己負担サポート」のほうが現実的。

でも保険レディさんたちが勧めてくれる商品は、どうしても「高額な保険」多い。
つまり、“私仕様”ではない。

だからこそ、自分で学ぶしかない。
そう思ってFP3級の勉強を始めた。

■数字よりも、“生き方”に寄り添う選択を

突然の出費に動じない40代女性の暮らしのコツを紹介
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勉強していくうちに分かったことがある。
それは、保険は「お金の話」ではなく、「生き方の話」だということ。

「何を守りたいのか」
「どんなリスクに備えたいのか」
「どんな人生を送りたいのか」

この3つの軸が決まると、必要な保険は自然と見えてくる。

そしてその中で、“共済”という選択肢はとても賢いと思うようになった。
特に、40代女性にとっては。

なぜなら、40代は「家計」「健康」「親の介護」など、リスクが一気に増える時期だから。
そんな時、無理のない掛け金で、必要な部分だけ守れる共済は、現実的で優しい仕組みだ。

ただし、「どんな共済に入るか」は慎重に選ぶべき。
副業サイトなどの“口コミ”に惑わされず、運営母体や財務状況、支払い実績、などをちゃんとチェックする。
それを怠ると、いざという時に「支払われない」ということもある。

■気づいたら、友人に保険相談を受けるように

今では、友人たちから「保険のこと聞いていい?」と相談されることも増えた。
みんな口をそろえて言う。

「難しくてよく分からないけど、なんかモヤモヤするんだよね」

私はいつもこう答える。
「分からなくて当たり前だよ。でも、知らないままにしておくのはもったいない」

保険は「人生の裏側を支える仕組み」だから、ちゃんと知れば知るほど自分を守る力になる。
しかも、知識があれば、“営業される側”から“選ぶ側”に立てる。

■「知ること」で人生の安心度が上がる

今、私は月に数回、保険や共済に関する記事を書いている。
かつて“なんとなく”で入っていた自分が、こんなにも学ぶことになるとは思わなかった。

でも、知識を得てから、私はお金の使い方が変わった。
不安だから入る保険ではなく、
「安心して生きるために選ぶ保険」になった。

共済も、保険も、どちらが正しいというものではない。
それぞれの仕組みとリスクを知り、自分の人生に合ったものを選ぶ。
それが、“保険に詳しいOL”になった私の結論だ。

そして、賢く浮いたお金で美容や推し活を楽しんでいる。

◆最後に

40代の今、思う。
お金や保障の知識は、もっと早く知っておけばよかったと。
でも、遅すぎることはない。

私がそうだったように、誰でも今日から「知る」ことができる。
そして、“知ること”が、人生を守る第一歩になると思います。

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