民間保険にモヤモヤして、いきいきスマイル共済にした話。【広告費に払う保険料?】

生活

最近、「人生100年時代」なんて言葉をよく聞きます。でも正直なところ、老後が楽しみというより、「不安」の方が大きくないでしょうか?

将来の医療費、介護費、収入源の減少…
そんな中、「何かしらの保険には入っておかないと」と思っていた私は、ある日ふと疑問に思ったんです。

いまの保険料、本当に“自分の保障”のために使われているんだろうか?

そして調べていくうちに出会ったのが、「いきいきスマイル共済」という共済保険でした。
この記事では、私が民間保険を見直して、共済という選択肢にたどり着いた理由、そして実際に選んだ「いきいきスマイル共済」について、リアルな気持ちで綴ってみます。

民間保険の広告に感じたモヤモヤ

私が保険について考え直すきっかけになったのは、あるテレビCM。
有名芸能人が出演していて、やたら豪華な映像と音楽。
それを見ながらふとこう思ったんです。

このCMの制作費って、誰が出してるんだろう?

もちろん企業の予算として組まれているんでしょうけど、その原資って…
そう、「私たち契約者の保険料」なんですよね。

そこから一気に冷静になってしまって、民間保険のパンフレットを見直すと、どれも月額5,000円~1万円台が当たり前。
特に医療系の終身保険などは、長期契約で何十万円も支払う設計です。

CMやパンフレットの分、掛金に乗っかってるとしたら…?

そんな風に思ったら、急に“割に合わないかも”と思い始めました。

共済保険との出会い。「非営利」って何だ?

そんな時、「共済保険」という言葉を目にしました。
共済は、労働組合や生協などの非営利団体が運営している保険制度。
掛金が安い代わりに、保障はシンプルで、必要最低限の内容に絞られています。

一見すると「保障が少ないから安い」と思ってしまいますが、よく見ると広告費も、利益も、営業費用も少ないから安いということに気づきました。

ここで私は、「労働組合って実はすごい仕組みかもしれない」と思ったんです。
営利目的じゃないということは、「誰かの儲けのためじゃなく、加入者のためにお金が回る」ってこと。
実際、共済では毎年割戻金(使い切らなかった保険料の一部返金)がある場合もあり、これがまさに“非営利”の強さです。

共済は“保険”というより“助け合い”

共済保険のことを調べていくうちに、もともとの成り立ちが「助け合い」だということがわかってきました。

労働組合や協同組合の始まりは、労働者や庶民が資本家に搾取されないよう、みんなで力を合わせてリスクに備えるという考え方。

これは保険とは違い、「誰かが困ったときに、みんなの掛金で支える」という仕組みで、どこか“昔ながらの相互扶助”に近いんですよね。

広告で豪華に見せるより、シンプルでも実際に困ったときに手を差し伸べてくれる方が、私にはしっくりきました。

不労所得にも興味を持っていた私が「掛け捨てOK」と思えた理由

保険に対する考えを変えたもう一つの理由が、「不労所得」に興味を持ち始めたことです。

株、投資信託、不動産収入、ポイント運用…
働かなくても一定の収入が入る仕組みを少しずつ学ぶ中で、こんな思いが芽生えました。

リスクに備えるのは大事だけど、それと同時に、収入源を増やす方が長期的に安心では?

そんな考えから、高額な終身保険を積み立てていくより、その分を投資に回した方が合理的かもしれない、と思うようになりました。

共済の掛金は月2,000~3,000円程度。
負担が少ない分、浮いたお金をNISAや投資に回すこともできる。
私にとっては、保険の「節約=未来への投資」でもあると感じたのです。

いきいきスマイル共済を選んだ理由

いくつかの共済保険を比較した中で、最終的に私が選んだのは「いきいきスマイル共済」。
これは、いきいきスマイル労働組合が運営している共済です。

  • 月額2,800円のシンプルな掛金
  • 入院保障(1日15,000円)・死亡保障(病気300万円、事故400万円)あり
  • 18歳から加入可能(最大94歳まで)
  • 会員制(労働組合への加入が必要)

特筆すべきは、そのシンプルさ
複雑なプランやオプションはなく、「最低限これがあれば安心」という設計になっています。

また、営利企業ではない労働組合が提供している点も、信頼できると感じた理由の一つ。
手続きもネットから簡単にでき、パンフレットもわかりやすかったです。

共済は「何があるかわからない未来」に備える“ほどほど”の選択

もちろん、共済保険は万能ではありません。

  • 掛け捨てである
  • 保障は最低限に限られる
  • 年齢上限がある(94歳で終了など)

でも、「備えすぎても意味がない」「かといって無保険も怖い」そんな間で悩んでいる私にとって、ちょうどよい“ほどほどの選択”が共済でした。

まとめ:広告より「人」のためにお金を使いたい

今振り返ると、私が民間保険から共済に気持ちが傾いたのは、お金の流れに対する納得感の違いだったと思います。

  • 自分の払った掛金が、誰かの広告費になるより
  • 困っている人の医療費に回ってほしい

そんな風に考えるようになって、私は「いきいきスマイル共済」という選択をしました。

これが、すべての人にとってベストとは思いません。
でも、“保険を選ぶ”というのは、どんな未来を想像するかを選ぶことでもあると思うのです。

「掛金が少なくて不安?」
いえいえ、安心とは、お金の額だけでは決まりません。
それが、共済にしてから気づいた発見でした。

いまの私には、この保険が最適。
それは、時代と生活、気持ちとともに変化していくものなのかなと捉えています。

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